クレスコ杯第27回ジュニア本因坊戦関東地区埼玉大会が24日、熊谷中央公民館で行われ、今年の中学生名人・深田裕仁君(筑波大付属中3年)が4年ぶり2度目の優勝を果たした。
参加者は14人。2組に分かれて予選リーグ戦を3局打ち、上位各2人が準決勝に進んだ。準決勝は深田君と小林高誠君(さいたま・植竹中2年)という全国大会決勝と同じ顔合わせとなり、深田君が勝利し、小林君の3連覇を阻止した。もう一方の準決勝は元院生同士の対戦となり、岩崎晴都君(塙保己一学園中3年)が横山蒼大君(鴻巣西中3年)を破った。決勝は深田君が岩崎君に勝利した。深田君の思い切りのいい、厳しい打ちぶりが目立った。全国大会でも大いに期待が持てる。4年前の優勝の時にはコロナのため全国大会が中止になってしまったので、今回が実質初出場だ。
並行して行われたハンデ戦には約60人が参加した。