このたび、県連の正副会長、事務局長会議で県内の一般棋戦の「招待」選手制度の改変について以下の通り最終結論に達した。
「各棋戦で3度の優勝をもって『招待選手』とする。招待選手は参加費と予選を免除される」。ここまでは従来通り。
変更点は以下の通り。
1 すでに招待選手となっている者は招待選手扱いを継続するが、招待選手資格は今年から向こう5年間の期限付きとする。その間に優勝があれば、そこからまた5年間は招待選手に遇される(女流アマ選手権に準じる)。有効期間が切れたら、シード選手(前年ベスト8)でなければ予選1回戦から出場する。
現在の招待選手有資格者(敬称略)
・朝日アマ名人戦;坂本修作・林隆羽
・アマ本因坊戦;坂本・曽我部敏行・中島光貴
・アマ竜星戦(世界アマ):坂本
・埼玉名人戦;曽我部・田熊秀行
2 新たに、全国優勝経験者はその翌年から招待とする。過去の全国優勝経験者の坂本修作さん・川口飛翔さん(現アマ竜星戦)、林隆羽さん(本因坊戦)の3人ついては今年から5年間。今後全国優勝者が現れた場合にも適用される。
これを4月のアマ名人戦以降の参加者へ周知させる。
花まる学習会の協賛で実施してきた毎日新聞社主催のジュニア本因坊戦が、花まるがスポンサーを降りたため継続が危ぶまれていたが、このたび「第27回クレスコ杯ジュニア本因坊戦」として継続が決まった。
協賛企業のクレスコはアマ名人・本因坊の大関稔さん、元埼玉名人の竹中卓真さんらが勤務する会社だ。
埼玉県大会は12月24日(日)、熊谷中央公民館で開催される。
日本棋院埼玉県支部連合会の総会が18日、さいたま市の浦和コミュニティセンターで行われた。日本棋院からは柳時熏常務理事、林普及部長にご参加いただいた。今年は2年に1度の役員改選の年にあたる。承認された新規役員を紹介する。今後2年間は、大幅に若返ったこの体制で乗り切っていく。なお、貴堂前会長には相談役として引き続きご尽力いただく。
会長; 中園清三 (新)
副会長; 伊澤隆男
同 ; 曽我部敏行(新)
同 ; 安斎 京 (女性部)(新)
理事; 中澤雅夫(東ブロック)
理事; 浜田あけみ(東)(新)
理事; 本木仁郎(西)
理事; 赤松 岳(西) (新)
理事; 大澤摩耶(南) (新)
理事; 福島一夫(南) (新)
理事; 大柿喜正(北) (新)
理事; 佐藤利典(北) (新)
事務局長; 伊藤和由
同 次長;田熊秀行 (新)
同 会計;新井孝大 (新)
監事; 佐野 均
監事; 木村昭司 (新)
役員改選のほかには事業報告、会計報告、事業計画案、予算案が承認された。総会の後には同所で棋院と参加者の懇談会が行われた。
第57回しんぶん赤旗囲碁・将棋大会全国大会が11月12(土)~13日(日)、東京で行われ、埼玉県代表として出場した野中優希さん(小4、10歳)が一次リーグで県代表の大人を相手に2勝し、決勝トーナメントに進出し、大会の話題をさらった。
優勝したのは小野慎吾さん(山口)。
もう一人の埼玉県代表・曽我部敏行さんは一次リーグで敗退した。
ねんりんピック神奈川大会が13日(日)・14日(月)の両日、平塚市で行われ、さいたま市の女性代表として出場した曽根陽子さんが4連勝で金メダルを獲得した。
大会は12日(金)に横浜アリーナで総合開会式が行われ、翌日から種目別競技に入った。
囲碁部門は3ブロックに分かれて変則リーグ戦で2日間にわたって4局打ち、個人戦と団体戦の入賞者を決めた。
埼玉県代表の有馬研司さんは3将敗で銀メダルを獲得した。
なお、団体戦の成績はさいたま市が8勝4敗、埼玉県が6勝6敗だった。