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全国高校囲碁選手権の団体戦が14日に大宮高で、個人戦と中学・高校段級位認定大会が15日に浦和高で行われた。
団体戦男子は4校が参加。総当たりのリーグ戦の結果、春日部高(横山蒼大、橋本航太、小山稜太)が3連勝で優勝を決めた。準優勝は浦和高(内藤陸斗主将)、3位は大宮高(渡辺彩登主将)。女子の参加は滑川総合高のみだったので、自動的に代表に決定。春日部の主将・横山君は「今日は自分が2敗してしまったが、仲間に助けられた。全国大会では春の選抜大会の4位を超え、新メンバーも加わったので優勝をめざしたい」と語った。
個人戦男子は8人が参加した。その内、院生経験者が6人。変則リーグ戦で4局打ち、内藤陸斗君(浦和1年)が優勝、渡辺彩登君(大宮2年)が準優勝で、県代表を決めた。両者は今年3月のジュニア本因坊戦全国大会、全国高校選抜大会の優勝者だ。そんな実力者でもすんなり代表を決めたわけではない。埼玉の高校生のレベルの高さよ。特に渡辺君は2回戦で岩崎晴都君(塙保己一学園2年)に敗れ、一時は代表落ちかと思われたが、最終戦で3戦全勝の内藤君を破り、わずかなポイント差で代表に滑り込んだ。3位は横山蒼大君。2連勝した岩崎君は後半、内藤君、横山君に敗れ、代表を逃した。代表を決めた内藤君は「代表を逃した人の分まで頑張って、渡辺君とともに優勝をめざしたい」と全国大会への抱負を語った。
女子の参加者は2人。佐藤美空さん(塙保己一学園2年)が沢田梛子さん(栄東3年)を破って優勝を決めた。女子も2人が全国大会に出場する。
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